私が妄想にふけっていると、彼女が私の横に来た。 「好き? 例えば…ああいうのとか。」 彼女が血痕がある場所らへんを見ながら私に問う。 「好…きかな…? ああいうの見てるとドキドキしてくる。 …いつか… 人をめちゃくちゃにしたい。 とは思う…」 私は、今まで友達にも親にも言った事のない、心の奥にしまっておいた欲望を初めて口に出した。 何となく… この人なら言っても良いかもしれないと思った。