校歌が流れてくる。

いよいよ卒業生が来る。


皆涙ながらに先輩と抱きあう者、一緒に記念撮影をする者色々いた。

僕はひたすら列の一番最後、校門の前辺りで花束を持って待っている。


人混みの中遠くに愛の姿が見えた。


僕:(列から一歩前にでる)