璃乃は、はっと我に返ったらしく急に俺の方を向いた。 近い!近い!!顔近い!!! ささやける距離にいたのにこっちを向いたらから、 璃乃と俺の顔の距離はあっても5センチってとこだった めちゃくちゃあせって、 しかもそれを顔に出さないようにするために必死で すぐに体制を戻したけど 目は泳ぐし顔はひきつるし 助けるつもりだったのに俺の方が泣きそうな顔になってしまった。