「今度は何ヘコんでんだよ
変なヤツ」




リビングに戻ってきたお兄


さっきの汗臭さは消えて

ほのかに石鹸の香りがした。




「変なヤツじゃないよ!
今から ご飯作るね」



「あぁ
そうだ!昌樹今日は
友達ん家で飯食ってくるってさ」



「へっ そうなの?」





だから 昌樹にしては遅かったんだぁ



じゃあ 今日はお兄と二人っきりか






寂しッ!!!