「残念ながら、コレは本当だよ」
机の上で腕を組み霧兎が言った。
そのまま言葉を続ける。
「君達には、今すぐラシェード平野に行ってもらうよ。タスクとケビィンさんがゲンブを、コハクとルイがスザクを、レクスがフェンリルを相手するように……良いね?」
「で、でも団長」
ルイが口を挟んだ。
「私達が全員行ってしまったら、ここの守りはどうするんですか?」
「それなら大丈夫だよ」
そうハッキリと言ってのけた霧兎に、コハクが尋ねようとした時―……。
「失礼します」
男の声と共に、オペレーター室のドアが開いた。
入って来た金色の短髪の男を見て、コハクとルイが声を合わせ「あっ」と小さく呟いた。


