独眼狼ーワンアイウルフー




「!!」


ルイの顔は、湯気が出るんじゃないかと思うぐらいにまで真っ赤になった。

タスクが目を点にして、呟いた。


「え…?あ、マジ…?」


ルイがうつ向きながら、小さく頷くと…タスクもつられて、顔がほんのりと赤くなった。

あー…と呟き、咳払いを一つしてタスクは口を開いた。


「ルイ…さっきのは、冗談だから…気にすんなよ。後、ゴメンな?」
「う、ううん…私もごめんね」


お互いに謝ったものの、照れているのか…2人とも目線を合わせきれていなかった。