レオナが基地へと戻る途中、地響きを起こしながらゆっくりと歩くゲンブを見つけ…追いついた。
スザクの飛ぶスピードを、ゲンブの歩くスピードに合わせてからレオナが口を開く。
『アルバート小佐〜。お疲れ様ですぅ』
『ん、あぁレオナ大尉か…お疲れさん』
アルバートは簡単に返事をする。
レオナがアルバートに問いかけた。
『そっちはどうでした?楽しかったですか〜?』
『…そうだな。まっ、楽しかったと言えば楽しかったな。大尉の方は?』
『私も〜楽しかったですよぉ。次もまたアイツらに会いたいですねぇ…ふふ』
冷たく笑うレオナの声を聞き、またか…と本人に気づかれないようにアルバートは溜め息を吐いた。
そうやって言葉を交している内に、2人は基地へと到着した…。


