『いい加減、腹をくくろうと思ってね』
そう言いながらコルラドは、イーグルの爪を振り上げさせる。
それを爪で軽く捌き、イーグルの翼を狙ってスザクが大きく口を開け…牙を向ける。
『ぅわっと!!?』
驚きの声を漏らしながらも、コルラドはスザクの牙をイーグルをしゃがませ…辛うじて避ける。
『おいおい…そんなの反則だろ』
『私のスザクちゃんは、あなた達のイーグルなんかとは違うのよ』
スザクの鋭い牙と爪を光らせ…レオナが言った。
『なんかで悪かったな、なんかで。それを言うなら…あんた達のクロウだってそうじゃないか』
コルラドがそう返すと、レオナが口の端を吊り上げた。


