独眼狼ーワンアイウルフー




ルイはイーグルで空を飛んでいる時、ある異変に気づいた。


『煙が……』


ルイは一言、ぽつりと呟いた。

イーグルなどの空用機械獣が戦って撃破された時、地面に落ちていった機械獣が燃え…煙が空に上がるのだ。

その煙はいつもなら、所々から上がる。

それは、何十体もの機械獣が戦い…それぞれが違う場所で撃破されるから。


しかし、今その煙は…一ヶ所からしか空に向かって伸びていないのだ。

不審に思ったルイは、イーグルをそこへと向かわせる。


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…延々と燃え盛る炎。

その炎の前に、2本足で立つ紅い炎の様な…まるで不死鳥をイメージした姿の特殊型機械獣。


『……っ』


ルイは思わず、息を飲んだ。

炎の中にいる、数十体ものイーグルに気づいたから…。