独眼狼ーワンアイウルフー




少女…ティファナの言った言葉を信じられず、レクスは目を見開いた。

手が勝手に震え出す。


「…エディー、何を言って…」


自然と声も震え始める。

そんなレクスの状態を知ってから知らずか、スフィンクスが攻撃を仕掛けて来た。

ケルベロスが攻撃をかわそうと飛び退こうとしたが、体がうまく動かない。


『く…っ!!』


完全にかわす事が出来ず、右足にかすめる。

ケルベロスが口を開いた。

『レクス…っ、なぜ動こうとしなかった』


苦しそうに呟くケルベロスの声を聞き、レクスの意識が元に戻る。


「……悪い、…だが……俺は…」
『…レクス?』


レクスの震える声に気づき、ケルベロスが声をかけた。

それにレクスが言葉を返すよりも先に、スフィンクスが羽ばたく。


『…私の任務はケルベロスを撃破する事。……任務を遂行させてもらいます』