あたしの頭は、原因はもちろん、何が起こっているのか…

いや、起こり始めているのか、理解することなんてできなかった。



授業もまともに聞かず、頭の中でぐるぐると渦巻く暗雲を晴らそうと必死に考えた。

このまま放っておいたら、もっと酷くなるような気がしてならなかった。


あたしは、別に勘が良い方じゃないけど、そう思ったんだ。

脳みその中枢神経が、嫌な予感を察知して、やばいって知らせてる。




先生に忘れられた。

麻由にも、忘れられかけた。


次は誰?



なんか、怖いかも…