休み時間になると、すぐに友達の席まで行って、自分の存在を確かめるように話し掛けた。
「ねぇねぇ。なんか最近、変じゃない?」
「…?そうかな?」
「そうだよ!ほら、先生があたしのこと忘れたりさ。」
「先生も人間でしょ?それくらいあるよ。」
「でも、毎日だよ!?」
「そうだっけ…?まあ、別にいいじゃん!それよりさ、昨日テレビ見たぁ?」
その後は、ずっとテレビの話しかしなかった。
なんか、上手いこと話をはぐらかされてる?
まさかね。
そこまでは、さすがにないよね…
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