帰り道は、結局2人で帰ることになった。 遠慮したけど「彼氏だから」って嬉しそうに言われたら断りきれなかった。 あたしと並んで歩く健太の手は、しっかりあたしの手と絡められていた。 「あ~…そういえば、さっき佐久間に何言われてたの?」 あたしの顔を覗きこみながら聞いてきた。 「……ひみつ。」 あたしの返事にむっとした健太を見て、あたしは冗談っぽく聞いてみた。 「妬いちゃった?」 「…わりぃかよ。」 「……………」 あっさり認めちゃった。