「…っ、さらっ!」 …健太だった。 部活はとっくに終わったはずなのに、なぜか目の前にいる。 部活着のまんまで、息を切らせながら立っている。 あるいていたあたしと佐久間くんは、驚いて立ち止まってしまった。 そんなあたしたちを交互に見て、健太はまゆをしかめた。 するといきなり、佐久間くんがふっと笑った。 そしてあたしの耳元に顔を寄せて囁いた。