「ふぅ…ついた」 今日のスタジオから学校までは歩いてもそう遠くない。 だからこそ朝でも仕事に行ったんだけど。 俺の通う高校は芸能活動も簡単に認めてくれる。 よほど知名度がほしいんだろうな。 まだできたての学校らしいから。 綺麗な学校に通えるし、仕事にもいけるし、サボれるし。 俺にとってはなんともお得だ。 そして俺は、今昼休みくらいかな…と思いながら校門を通った。