次の日。

仕事が終わってあたしは佑の店に向かっていた。

…服返すだけやからいいやんな?

自分に言い聞かせていた。

店のドアを開けた。

「いらっしゃいませ…あれ?」

カウンターの中に佑が立っていた…。