〜俊Side〜


はぁ……

俺は今、美由といる。
さっき瑠璃とかゆう女の裸の写真を撮って、クラブに帰ってきたんだ。


「ねぇ、俊。」
「あ?」
「晴香ともセフレなわけ?」
「まあな。」
「ふぅん。まあいいや。」

こいつ、苦手なんだよな。
いちいちうっせーし。


「オイ、俊。」
「何?」
「それ、マジかよ。」

三宅が話し掛けてきた。

こいつはクラブの常連だ。
一応高一。

「明さん聞いたらやばいんじゃね?」
「知らねぇよ。つうか、明さん、中一のガキにやられたんだってよ。」
「マジかよ?明さんが?」

あの五月くらいの…
晴香んとこの体育祭んときに中一にナメられてたんだからな。

怖くねぇし。


「明さん、金あるからなぁ。逆らえないんだよな。」
俺は、タバコに火をつけた。

「ま、気を付けたほうがいいぞ。明さんは晴香にベタボレだから。」
「ああ。」



「あっれぇ〜三宅ェ♪」
「お、夏子…」
「久々にやろ♪」
「ああ。じゃあな、俊、美由♪」

そういって、女の肩に腕をのせて、行ってしまった。