バレットフィンク

マスコミの攻撃は更に続く事となり



「キョウジは常に口パクで、本当は有り得ない程の音痴!?」



「アルバムの演奏は彼等の演奏では無かった!?」



などと、無茶苦茶な見出しまで紛糾する始末であった…。



全ての発端は、彼等が直接マスコミの前で記者会見を開く事無しにメディアから完全に姿を消した事に起因していたので
ある。



タケシは今の二人がメディアに対して、恐怖心の虜と化している事を察した。



アルバムのセールスも好調で、ツアーも反響が良かった矢先の出来事。



カオルが重圧か何かに追い込まれていた事は間違いないだろう。




「現実は予測もつかない事態を常に引き起こす…」