バレットフィンク

カオルの死はどうしても他人事には思えなかった。



何年も共に喧嘩し合いながら活動していた仲である。



きっと誰もカオルを止める事が出来なかったに違いない。



タケシはもう、カオルやキョウジ、それにシュンスケの事を赦していたのである。



自分はバンドにはいないが、影ながら応援して行こうと思える自分になっていたのだ。



そんな矢先の出来事だったのである…。





バンドはとりあえず活動休止に入って、今後の事を考えると言う話であった。



この事件から、連日マスコミ各社が競う様にバレットフィンクの事件を一斉に書き立てる事となった…。