バレットフィンク

タケシは驚愕の表情を浮かべながらテレビに釘づけになっていた。彼の表情からは、完全に血の気が引いている。



「う、嘘、だ、ろ、?」



まさに青天の霹靂であった。



カオルがビルの屋上から飛び降りて自殺したのだ…。



原因は、麻薬の禁断症状による衝動的な行為らしい。遺書は見つかってないそうだ。


「あ、あのバカ野郎!一体、何してんだよ!いくら性格が悪いからって死ぬ事無いだろ!?折角掴んだチャンスを…」



自然とタケシの瞳から大粒の涙がヒタヒタと零れ落ちる。


「バカがぁぁぁぁぁーっ!!!あの大バカ野郎がぁぁぁぁぁーっ!!!」



タケシはテレビの前で屑折れてしまった…。