バレットフィンク

自分が追い出されたと言う醜悪な事実を隠し続けていたのである。



セバには音楽性の違いが生じた為、自分からバンドを去ったとだけ告げていたのだ。



「好きなだけじゃ、望みは叶わないって事さ!運や人望、牽引力、信頼感、連帯感と言った力を兼ね備えていなければ、どうあがいても駄目だって事さ!」



「そうだな?まあ、要するに、サッカーや野球と同じで、チームプレイが上手く出来なきゃいけないだな」



「だから凄く大変なんだよ。お前もバンドを組んでみれば嫌になる程、良く分かるさ!」


「なるほどー!流石はメジャーデビューするバンドのリーダーをやっていただけの事はあるね!」



「凄く鮮明で、核心に迫った説得力のある話をしてくれるなー!」