昼の電車は空いていて好きだ。

くだらない話に花を咲かせる高校生、夢も希望も見えてないような顔をしたフリーター、図体も態度も無駄にでかい中年層。僕にとって目障りなものがいない空間が広がるのである。いるのは暇を弄ぶ老人と無邪気にはしゃいで母親に叱られる子供がちらほらと。

こういう場が好きだということを意識すると、人との接触を億劫としていることを改めて思い知らされる。
まず、自分を変えなくては何も始まらないのかもしれないと思った。