『じゃあ…俺が信じさせてやる!!』 『…』 龍はいきなり私の腕をつかみ学校を抜け出した… 『ちょっちょっと龍!!』 着いた所は… ピカピカの高層ビルだった… 『美鈴!!ここで美鈴のお父さんを見たんだ… ここは一流の大学を出ても就職が難しい会社だ!給料は半端ないぐらい高いとこだ!』 『お父さんは中卒だし…こんなとこ採用してもらえるはずがないよ…』 すると… お父さんがビルから追い出されていた… 『お父さん…』 一瞬信じられなかった… 龍の見た人は… 私のお父さん…だった…