『今!10時。勉強。』
げぇ~…でた…
一気に体がだるくなる
『ほれ早く飯食ってこい!』
しっしと手を降って俺を追い払う
ちぇっ…
10時から勉強っ…
やるき出ないし
でるわけないし
俺は下におりて飯をかきこんで上に戻る
『おまたせぇ』
部屋に入ると
浩平が準備したんだろぉ…机の上に教科書がズラーッと並べてあった
また一気にテンションが下がる…
ほら…なんか教科書がある部分だけぼやけてる
霧がかかったみたいに
『座れ』
『へい…』
それからまたまたお昼までみっちり勉強
浩平もよく体力持つよな…
教えるのもぜったい大変なはずなんだけどな
それに教える相手が俺だしさ?……自分で言うてたら虚しくなるな
『昼からは勉強なしだな』
浩平の一言に落ちてた気分が一気に回復
!!まじ―?
『ラッキー♪』
久しぶりだわ♪
でもなんでまた今日ゎ昼から勉強な…し……
って―!!
忘れてた
今日花火の日じゃんか!
ばか、
なんで俺忘れてんだよ
『壱ぃ―!久しぶりにゲームしよぉぜ』
ゲーム―…?
振り返るとゲーム機を片手に笑う浩平
久しぶりに聞いたわ浩平からゲームっての
『おぅ…』
『なんだよ!嫌?浩ちゃん泣いちゃうかも―』

