『もう三年なんだ!気を抜かないよーに、特に神崎!』
そうそ神崎……
って俺!?
ばんっ!
『先生!なんで俺!?』
『…はい以上ー』
俺の言葉なんて聞こえてないみたいに完全無視の林ゎ
ガラガラ
とドアを開けて出ていってしまう
ひっでぇーー!
ありえないだろ
俺だけかよ意味わかんねえ
『壱ーまた言われてたなぁ』
『浩平…なんでお前はいわれないんだよ?』
『えーだってこーちゃん天才だ·か·ら?』
ボカっ
きめ顔をしてる浩平をうざく思って朝のお返しのパンチをくらわす
『なぜだ…なぜ俺だけぇ』
『壱…殴るときはみぞを外せ……』
俺の足元で痛そうにうずくまってる浩平は無視
『なぜいわれない』
『だからぁ俺は頭良いお前はバカ』
うずくまってた浩平はのそのそと立ち上がりそう言った
バカ…?
そこまで言えるか?
『浩平テスト何点なんだよ?』
『前の?合計は四百♪』
へ~…結構いい…って
よ…四百!?
浩平が四百?
浩平が…………?

