『違うよぉ…』
少し頬を赤らめて桜田を見て言う立川に見とれてる俺
はっ…て気づいた時にわ高橋と浩平にニヤニヤと笑いながら見られてた
『相変わらずベタぼれだねぇ壱わ』
そう俺の肩を叩く浩平に“お前だって茉莉にベタぼれじゃん”そう言った
だってこの間なんか勉強してる時に茉莉が母さんからの差し入れ持ってきたんだけどさ
“浩ちゃんこれ…私作ってみたんだけど…”って浩平だけになんか渡してさ見たらクッキーで
“ぁ…うまい”
って浩平が言った言葉嬉しそうに聞いててさその顔見た浩平わ照れながら“ありがと”って言ったんだ
照れる姿なんて茉莉のときにしか見ない
茉莉が出ていった後も俺のベッドに顔うずくめて“やべ~…可愛い…可愛すぎ”って独り言…
な?
ベタぼれなんは浩平もだろ?
『壱ほどでわねぇし』
と茉莉のこと思い出してんのか少し照れ笑いしながらそう答える
『お前らどっちもベタぼれなんじゃん』
そう横で言う高橋の目線わ俺らじゃなくて桜田
浩平と顔を見合わせて
『お前もじゃん』
そう笑って言った
なんにしろ俺ら三人共ベタぼれっちゅうことだなぁ…

