女っポイ俺の恋っポイ!【長編】





『二週間!?』


早くね?いや…普通なんか?
わかんねえし


『ん…二週間』


『結構経ってからなんだな』


浩平がサラッと言った言葉にピクっとなった

結構経ってなんだ…

ん?まてよ
茉莉と付き合い始めて浩平は二週間ゆうに過ぎてるよな?


『浩平…お前キスしたんか』


俺は浩平を少し睨み気味に聞く


『…ぁー高橋ーで?どんな感じでキスしたんだょ』


話しそらしやがったこいつ…


『……言わねー…』


なんで言わねえんだ?


『えー高橋言えよ』


『うるせー絶対言わねー!』


高橋は俺らをキッと見て後ろにさがる


『ちっ…高橋が言わねーなら』


なら…??


浩平はクルッと立川と桜田の方を向き


『桜田ーちょっと』


そう言った
後ろに下がってた高橋はイスから立ち上がって


『こ…こなくていい!てかくんな!』


そう桜田に向かって言った
桜田はその言葉に少しムッとして浩平に近づいてく


『なに?』


『あのさー』


『ばっバカ!やめろ』


高橋は慌てて止める

ダメダメ浩平はこうなったら面白がるタイプだからな


ご愁傷様だ高橋よ。