女っポイ俺の恋っポイ!【長編】





『……うっせーょ』


『ケケケケ』


あ……、


『高橋…キス…した?』


ガンッー…


高橋はそのままイスから落ちる


『おまッ…いきなりなに言うんだよ…』


イスから落ちた高橋が机の下から顔をだす

地味に顔赤いし…
初めてみたわこんな顔

いつもいじられてっからな.たまには
いじってやんねぇと


『あら.高橋顔赤いんじゃない?大丈夫?』


俺の後ろからオネェ言葉で話しかける浩平


『うるせぇ…クソッ』


高橋は顔を手で隠しながらイスに座る


『で?したのかよ』


高橋はまたピクっ
として顔を隠す

でもさ.付き合って何ヶ月かしんねぇけど
俺が立川好きになる前からだしなぁ

半年は過ぎてるだろ


『……したょ…そりゃしたことぐらいあるだろ』


少しやけくそぎみに言う高橋


『まぁそりゃあな』


浩平がイスに座りながら言う
そりゃあな
って分かってんなら
聞くなよ…


『いつ?』


って俺聞きすぎ?
まぁ気になるもんは気になる


『いつって…付き合ってから二週間くらい…?』

少し悩んでからそう答えた