“なんだよ”
そう言う前に言い出した浩平
「俺が壱に教える科目は?」
「国語…英語?」
だよなぁたしか
「イエス!じゃあ壱の分からない科目は?」
「数学……?」
「だから?」
だからって……
分からないもんは分からな
……あ…あぁ
そういうことか……
そんなこと緊張ですっかり忘れてたし
「ゴッホン…えー…立川…ここ教えて…下さい」
くるっと向き直しそう聞いた
あぁーまともに顔見れない…そんな俺が
自分で醜いゎ……
「ぅん。ここはね…」
ペラペラっと解説していく立川……
ぅん……わかんねえ…
理解力ねぇなぁ俺…
ぁ、ただのバカだからか、
「ぁ…分かりにくいょね…んじゃあねー…」
“わからん”って顔してたのがわかったのか
今度はさっきょり分かり易く説明してくれた
「…ね?分かった?」
「おぅ!あんがと」
解き終わってすっきりした俺に
「ぁ…わたしも聞いていぃ?」
そう立川が言った
ぅお来た!
「なに?」
いかにも普通ですってのをよそおうけど
心臓は尋常じゃない
「これなんだけど…」
「あぁこれはさ…」
落ちついて教えれた俺
ぅん…結構イイカンジ
じゃん!!

