女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



『壱にぃ?私コンビニ行くけどなにか…』


なにか…?


言い終わる前にピタッと口が止まる茉莉



バタンー!


止まったあと急いでドアを閉める


なんだぁ???



あ!んなこと考えてる場合じゃねぇ
とにかく片付けないと


『浩ー…?あれ?いねぇし』


なんだよ……
二人して…俺一人で片付けれねぇよ……はぁ…


あいつりが
来るまであと30分…


とにかく押し入れに詰め込もう


俺は急いで散らばってる服を持って押し入れに詰め込んだ


バタン


うしっ…
服はおっけぇ

後は雑誌

お、
本棚が空いてるな

こんなことならまじで片付けてれば良かったよ

なんて今更後悔

俺は一冊ずつ逆さまとか関係なしにきちきちに間に入れていく





あー?


一冊入らねぇよ!!


イラつくなぁ!くそ



『壱ー?』


ひょいと
窓から浩平が顔をだす


『あ!どこいたんだよ』

本棚に向けてた視線を浩平に向けた


『まぁ…ちょっとな…』

髪の毛をクシャっとして苦笑いする

??なんだよ


『とにかくもうあいつら来るよ?片付けたか?』

片手に持ってた入らなかった本を横に重ねて本棚に詰め込んだ



『一応な………』