『あ!浩平が教えたらいいじゃん』
『何言ってんだよ壱と対して社会の点数変わんねーじゃん歴史は』
歴史はね…
そりゃそうだけどさ
教えれる立場じゃねぇしさ…
まず教え方とかわかんねーもん
『嫌なら…いいよ?』
ちょっと苦笑いをして悲しそうに答える立川
っー……
ダメだってそんな顔されたらなぁ
胸がチクチク痛む
んーー……
それに一緒にいれるんだよなぁ、
なんて下心
『じ…じゃあ立川数学教えて…』
『へ?』
『お互い教えて貰うってこと…』
俺なりには良い提案だと思う
『うん!』
立川はニコッと笑って頷いてくれた
俺ナイスだな、
今のは頭フル回転した
隣でニヤニヤ笑ってる二人もいるけど無視
立川は頷くと離れて行った
俺は横でニヤニヤしてる浩平に
『とゆうわけで浩平から教えて貰うの国語と英語になりやした♪』
『へいへい』
浩平はまだニヤニヤしてる
ちょっとむかついてくるけどここは無視だ
結構嬉しいもんでね今
でも教えるってったってさどう教えればいいんだ?
だって社会は暗記だ
先生らみたいになんて教えれるはずがない
浩平は教えるのうまいから逆に覚えれない
はぁ………
絶対教えれないもんなぁ…大丈夫かなぁ俺

