林はそれだけ言うとパタパタと又音をさせて教室をでてった
クラスの奴らも飯田から券をもらって帰ってった
『俺めちゃ頑張ったのに半額券て』
俺は券を見ながらピラピラさせる
『へっへー頑張った壱にぃプレゼントしてやるよ』
浩平はにやって笑って高橋んとこに行ったそこには桜田と立川もいる
いいプレゼント?
『おぃ!壱』
浩平が俺を呼ぶ
ゆっくりと立ち上がり浩平らのとこに行く
『今度の休み焼き肉いこぉぜ』
『誰と』
『このメンバーで』
ま…マジで!?
ドキっと高鳴る心臓
すげー嬉しいんだけど
あと休みまで2日か
浩平との帰り道んときニヤニヤしてる俺に
『告ればぁ?』
そう言ってきた
俺はもちろん絶対無理そう言った
『早く明日になんねーかなぁ』
教室のイスに座りながら呟く俺
昨日は体育大会のあとだから休みだった
まぁ浩平からの勉強三昧だったけど
ゆっくりさしてくれてもいいじゃんかな
『けけ壱は立川んこと大好きだなぁ』
俺の後ろで笑ってる高橋
いまの聞かれたか…
はず
『わりぃかよ』
俺は言いかえす
前みたいに赤くなんてなんねーからな!!

