女っポイ俺の恋っポイ!【長編】






『いけ~~~!!』


『走れぇ!!』


騒ぎまくってる俺のクラスの奴ら

周りのクラスの声なんてかき消すぐらいの迫力

中学校最後ってのもあるんだと思うんだけど

よくこんな暑い中大声が出せるよなって感心する

俺なんてなんもでてないのに、暑さでもうバテてるってのに


『もうすぐだな壱』


座ってる俺の横に暑そうに手であおいでしゃがみこむ浩平


『お前次の次じゃん』


『まぁね』


今のところ俺のクラスは二位

っても一位とは30点も離れてる

まだ午前中だから大丈夫だって言ってる飯田だけど相当焦ってるみたいだった
どんだけ焼き肉食いたいんだよな笑


『お♪次立川さんじゃん』


『っ!まじ?』


さっきまで暑さでダラけてたのが嘘みたいに背筋がピーンとなり当たりを見回す

それみて大笑いしてる高橋と浩平


…恥ずかし……

まぁ…何回も笑われてっからいいけど…
慣れたけど…


『晴香頑張れ~』


大声でそう叫ぶ桜田

桜田はついさっき短距離でぶっちぎりの一位だった
疲れてるはずなのに
よく声でるよな

桜田に移ってた視線を立川に向けた



パンーー…!