ずっと窓の外を見つめている隼人




「…隼人?」




ごめんなさい…




あなたを苦しめているのは私だよね…?




「…隼人、綾香ちゃんの…「理奈、あいつの名前は出すな」




隼人は私の髪をそっと撫でて




「もう寝ろ」




悲しそうな隼人




私のせいで隼人は…




でも1人になるのは怖い




すごく怖いの…




だってこの子を1人で育てていく自信なんてない




でもあの人には家庭がある




だから私は隼人を…




「ごめんね…」
「理奈はなにも気にすんな」




私はあなたの優しさを利用しているだけ…




きっと"愛"ではない