私は拓也の部屋にいる




「とりあえず今日はこの部屋で寝て、明日は帰って隼人と…」
「…拓也、一緒にいて…?」
「…好きな女が隣りにいたら我慢できねぇから」
「…いいよ」




「綾香らしくねぇじゃん」




そう言って拓也は私に深いキスをした




「…後悔しねぇの?」
「…しない」
「…俺のこと…好き?」
「…好き…」




私は拓也に抱かれた…




隼人の温もりが消えていく




私に残るものは悲しみだけ…