『…それはできないよ…
今日の謙悟なんか変だよ。』

「……っお前のことが信用できねーよ。なんで智音と知り合いなんだよ…、」

『意味わかんないよ。智音くんは友達だよ?それにまだ何も知らないんだよ?」

「そうは見えねーよ」

謙悟が小さく言ったこの一言は私には聞こえなかった。

なんだかとても謙悟が嫌になって
信用してもらえなかったことが
とても悲しくて、涙が出た。