「お兄の彼女?」

「まぁな。」

「ふーん。じゃああたし
ちょっとでてくるね。」

「何時に帰る?」

「適当に10時くらいかな。」

妹さんに気をつかわせちゃったのか
本当に用事があるのかは
わからないけど
なんだか謙梧の事少し
知れた気がして嬉しかった。