kiss・kiss・kiss



『お前、男たぶらかすのやめろよ。』


へっ??

あたしの反応がないのを見て


『まだ、たぶらかすんだったら別れる。』

だぁーーーー!!!!!だめっ!!!!
ってか、もうせぇへんし!


「絶対せん!アドも消した!!これからは陵一筋やもんっ♪いやぁ〜恥ずかしいわあ」

『ふ〜ん。』


と、一人盛り上がるあたしを残して、スタスタと歩きだした。


「陵ったら、って、おらんやん!!!!あっ!あんなとこに〜!!」


あたしが気づいた時には陵は、30メートルばぁ歩いていた。


「陵ー待ってやあ〜泣;;」


ひどいわぁ。彼女さんをおいていくなんて、あん時、陵を可愛い思ったあたしがいかんかったわあ〜。

あれは冷血漢すねっ!血はたぶん氷や!!それもあたしの前だけ。Sやし!

通常彼女には、優しく、大事に接するもんやに思いっきり逆やんか!!!!