【短】好きな人には彼女が。





「あ!!花梨見っけ」


後ろから急に声がした。


勢いよく振り返ったあたしは、目を見開いた。




「ん?そんなにびびった?」


「…しょ……た?」


「そーだけど?幼なじみの顔忘れんなよー?」


「何で……いるの?」


「あ?いちゃダメなのかよ?」


「…だって……」


百合ちゃんは?


みんなは?




「花梨何かあった?」


心配そうにあたしの顔を覗き込む翔太。




本当にバカ……。