長く駆け抜けた、音楽室へ続く廊下。





その先に彼が待っていると


信じてたから、あたしは頑張れた。







いつかあたしも彼を助けたかった



だけど

だけどあたしは何も出来なかった。





好きだったのに。


大好きだったのに―