「はぁ~あっちぃ・・・」 「まじ体育祭の練習キツイしね」 いつもの音楽室。 楽譜の譜読みをしている片瀬の反対側で冷たいピアノに頬をくっつけるあたし。 今日は5,6時間目が体育祭の練習で、体はその暑さがまだ続いている。 最近、気温も高いし・・・。 少しの沈黙があった。 片瀬が楽譜で自分を扇ぐ、パタパタという音だけが耳に届く。 「・・・アイス」 「あ?」 あたしの発言に、片瀬の手が止まる。 あたしは、瞳を輝かせて言った。 「・・・アイス、食べ行こ!!」 _......