キミに恋をしてはイケない



「えっ???」


さっきまで 穏やかな表情だった彼の目が


一気に冷ややかな 目に変ってた


「どこに 行ってたんだか 聞いてんだよ!!」


その言葉と同時に


私の頬に
ジンジンと熱が伝わってきた


「ッ…屋上にいたの…」

怖い……


「誰と??」


怖い…


「誰って??ひっ…1人だよ??」



「嘘をつくんじゃねよ!!」


そう言うと
彼は私の体をベッドに 押し付けた…


「うっ…嘘じゃ…なっ…い…」


嫌だ…ここから逃げたい…


「じゃァ??あいつは 誰なんだ??」


「えっ??」


「あの男は誰なんだろうな??」



微かに微笑む彼の表情…