キミに恋をしてはイケない



「えっ…」


私は 怒りで 小刻みに体が震えてた


だって…私の目の前にいるのは…


この前 屋上で見た 直樹が
“抱いてた女”だったから…


わざわざ 私の家まで 押しかけて…
ましては 『彼のことが好き』だから!?



私に 宣戦布告してきたの!!??



苛立っている 私に 彼女は冷静に


「私は 紗也…ヨロシク」


そう 自己紹介をしたのだ…



何しに 来たの…この人…



私は 台所に行き お茶を準備した…
紗也先輩の 細い背中をながめた…