キミに恋をしてはイケない


【直樹 side】


優姫菜の大胆な発言に
俺は ただ驚いてた…


「直樹…っ」


潤んだ瞳で 俺を見つめる…
その瞳は何かを予感してるのだろうか


俺は 優姫菜を 優しくベッドに押し付ける


「直樹…大好き…ずっと…一緒にいようね…」



「………」


近付いてくる
甘い吐息に俺は返事ができなかった


静かな部屋に 広がる 優姫菜の声…


「んっ…直樹…そばに居てよ…」



俺だって…