キミに恋をしてはイケない



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「んっ~楽しかった♪直樹…また連れて行って…」


「……」


久々に 遊園地に行って楽しかった♪
でも… さっきから ずっと直樹が
ボーッとしていた…



遊園地に行ってからも
はしゃいでいる私の隣りで
哀しそうな瞳をしていた…



「直樹っ……??」



なんでだろう…??
胸が ギュッと押し潰れそうな感じ



「直樹 聞いてる…??」


これから 嫌なことが 起きそうな感じ



「あっ…悪っ…次 どこに行く??」



だから…あなたことを
いっぱいにしたいの……


「私ね…あそこに 行きたいの…」



私は 真直ぐ 光輝く方を
指をさした