「……なるほどね……。
うん…
俺もその言葉
すげー納得できるわ。
父さんの声 聞いたの
めっちゃ久々だったのに
なんか…こう…
落ち着くってゆーか、
上手く言えねーけど…
《父さん》って
感じだったなぁ。
まぁー、あんまり
テンションあがんねーけど
頑張ってみるわ。
…それとさー……
もしだよ？もしさ、
お前に
《ついてきて》って
頼んだら……
どうする？」


『はぁー！？
イヤだよ！！
久々の親子再会って時に
なんで部外者の私が
いなきゃなんないのさ！
それに
かずやのお父さんに
失礼でしょ！！』


「やっぱりダメかぁ…」


『イヤ、ダメって言うかさ…
やっぱ これは
かずやと
かずやのお父さんの
問題じゃん？
今になって 色々
本音で話せたりする声も
たくさん あると思うし…
その中に 赤の他人の
私がいるなんて・・・
やっぱり 失礼だよ…』

「…そうだよな…
悪い、変なこと言って。」

『ううん…
こっちこそ
力になれなくてごめんね。
うまくいったよ
って報告、楽しみに
待ってるからね！』

「うん…
ありがとーな」