午前六時


私達は

病院へ行ってみた。


すると

私達の姿を見た
看護婦さんが
走ってきた−−−

「今ちょうど
電話しようと
思ってた所なのよ。
担当の先生から…
お話があるみたいよ」

私達は
担当医のもとに
向かった。

「先生…
話って…
何ですか?」

かずやが聞いた。


「…うーん…
お父さんの事なんだけど…
非常に…
 言いづらいんですが…
ある程度…
覚悟は…
 しておいた方がいい…」


先生の言葉に

ドクン…と

心臓が鳴った…