・・・危険…?


危険って…何が?


どうしよう…


足が ガクガク
震えてきた…


「エリ……
大丈夫だ…。
父さんは
必ず 見つかる。」


『かずや…
どうしよう…
ねぇ、どうしよう…
このまま
見つからなかったら…
このまま
死んじゃったら…』

「お前、
バカな事 言うなよ!
そんなの…
あるわけねーじゃん!
絶対 見つかるよ!」


私は

もう

泣く事しかできない…