「向こうで
勉強した事は
忘れないよ。
でも…
日本で 父さんの
お見舞いに来たり
お前と会ったりしてると
勉強どころじゃ
なくなるんだ。
練習にも全然
気が入らないし…
そんな俺を見て
ずっと面倒見てくれてた
先生に
見放されちまった…
もう…
こんな状態で…
こんな状況で…
何をどうすればいいか
わかんないんだよ…」


ショックだった…


あんなに
バンドが好きで
音楽が好きで
キラキラ 輝いていた
かずやが…


私のせいで

辛い思いをしてるんだ…


『ごめん…かずや』

私は 謝る事しかできない…