そんな時……

タイミング良く
ケータイが鳴った。

かずやから電話だった。


『ごめんなさい、
電話出ていいですか?』

一応聞いて
「いーよ」と言ってくれたので

私は かずやからの
電話に出た。

たいした用ではなかった…

「今日 病院こないの?」と言う
電話だった。

今日は行けない…と伝え
電話を切ったあと…

わたる君は
「病院…!?」と
聞いてきた。

かずやの声が
聞こえていたらしい…

私は父親が入院していて
大変だ…と言ったら、
なんと…

病院まで送ってくれたのだ。


最後の最後で
わたる君には感謝した…

ありがとう・・・